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2021.10.21 自費診療

健康診査について

座間市の特定健診・がん検診及び、会社の企業健診もおこなっております。

特定健診

特定健診の対象年齢は40歳から74歳で、検査項目として、問診・身体計測(身長、体重、腹囲)・血圧測定・血液検査・尿検査などがあります。

生活習慣病は自覚症状がなく発症し、進行していきます。今は元気に見えても、リスクは潜んでいます。
生活習慣病が進行すると、心疾患・脳血管疾患・糖尿病性腎症などの重症化につながります。

現在、日本では4人に1人がメタボリックシンドロームと深い関わりのある病気で亡くなっています。特定健診を毎年、継続して受診することで、わずかな体調の変化に気づき、重症化を予防しましょう。

肺がん検診

胸部レントゲン2方向(正面像、側面像)撮影を行い、肺がんの有無をチェックします。判定会を定期的に設けて、外部からの医師(大学病院の呼吸器内科専門医)に読影依頼をし、見落としがないようにダブルチェックをしております。

前立腺がん検診

採血にてPSA(prostate specific antigen)値をチェックします。4.0ng/ml以上であれば前立腺肥大、前立腺がんの可能性があり、精査が必要です。

胃がんリスク(ABC)検診

血清ピロリ菌抗体価と、血清ペプシノゲン値を測定し、胃がんのリスク評価を行います。A→Dにいくほど胃がんの危険度は高くなります。

  • A群:血清ピロリ菌抗体価(-) 血清ペプシノゲン値(-)
    概ね健康的な胃粘膜で、胃の病気になる可能性は低いと考えられます。未感染の可能性が高いですが、一部にはピロリ菌の感染や感染の既往がある方が含まれます。一度は内視鏡検査などの画像検査を受けることが理想的です。
  • B群:血清ピロリ菌抗体価(+) 血清ペプシノゲン値(-)
    少し弱った胃粘膜です。胃潰瘍・十二指腸潰瘍などに注意し、内視鏡検査を受けましょう。ピロリ菌の除菌治療をお勧めします。尚、H.ピロリ抗体の検査結果が3.0~10.0U/mlの場合、除菌治療の前に他の検査で存在診断を実施することが必要です。
  • C群:血清ピロリ菌抗体価(+) 血清ペプシノゲン値(+)
    萎縮の進んだ弱った胃粘膜と考えられます。胃がんになりやすいタイプと考えられますので、定期的に内視鏡検査を受けましょう。ピロリ菌の除菌をお勧めします。
  • D群:血清ピロリ菌抗体価(-) 血清ペプシノゲン値(+)
    萎縮が非常に進んだ胃粘膜と考えられます。胃がんなどの病気になるリスクがありますので、ピロリ菌感染診断をお勧めします。かならず専門医療機関で内視鏡検査などの診断を受けてご相談ください。
  • E群:胃がんリスク層別化の対象外
    ピロリ菌の除菌治療を受けた方は、除菌判定の結果に関わらず、E群として定期的に内視鏡検査を受けましょう。除菌により胃がんになるリスクは低くなりますが、決してゼロになるわけではありません。除菌後も内視鏡検査による経過観察が必要です。

大腸がん検診

便検体を2日間採取し、潜血反応をみます。2日分のうち1日でも結果が陽性(+)なら大腸内視鏡検査の精密検査を受けましょう。大腸がんは早期発見・早期治療で95%以上が治りますので皆さん積極的に検査を受けましょう。

肝炎ウイルス検診

HBs抗原検査とHCV抗体検査をおこない、肝炎ウイルスに罹患していないかを確認します。

乳幼児健診

8か月児、1歳6か月児の乳幼児健診もしております。

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